英語で欠席、休暇の連絡+引き継ぎ報告をする表現(理由別・音声ビデオあり)|| ネイティブ監修【カナンアカデミー英語Eラーニング講座】

英語で欠席、休暇の連絡+引き継ぎ報告をする表現(理由別・音声ビデオあり)

今回は欠席の連絡、バケーションを申請する表現と引き継ぎのお願い、引き継いだ旨の共有をする際の英語表現を紹介していきます。

当記事の音声ビデオ

紹介する英語表現は、Youtubeビデオで発音を確認し、何度も練習できるようにしてあります。

当動画では

「ネイティブ同士の会話の速度」
「ネイティブ同士でも不自然ではない速度」
「普通の会話にしてはゆっくり」

の3段階のスピードで発音を練習することができます。

休みをとりたいときの伝え方

まずは休みを取りたい時の表現を紹介していきます。

有給を使いたい時

表現: 「今朝熱があるので、病気休暇を一日使わせていただきたいと思います。」
英語: ”I have a fever this morning and I’ll have to use a sick day.”

解説

アメリカのほとんどの州では有給休暇とは違う健康上の理由で休みが取れる病気休暇“sick leave”というものがあります。
 
なお、「有給休暇」は英語では“paid leave”となります。
 
“I will have to 〜”は「〜しなければいけない」という意味です。「残念ですが〜するしかないです。」「〜しなければしょうがないです。」というニュアンスがあります。

バケーションを取りたい時

表現: “I wonder if it would be possible for me to take a few days of vacation in mid April.”
英語: 「4月中旬に数日お休みをいただくことは可能でしょうか。」

解説

“I wonder if”“it would be possible”を組み合わせることで、とても申し訳ない気持ちが伝わります 。
 
“I wonder if you could 〜”は「〜していだけませんでしょうか?」という意味で丁寧に依頼、お願いをする際の表現ですが、
 
“I wonder if 〜”直訳どおり「〜かどうか疑問に思う。」という意味でも利用されます。

休み中の引き継ぎのお願い、引き継いだことの連絡

次に休み中の対応、引き継ぎなどを同僚などにお願いしたい時、また、引き継いだことをチームのメンバーなどに知らせる時に使える表現をご紹介します。

同僚などに休暇中の対応をお願いする表現

表現: 「私が不在の間、私の代わりをお願いできますか?」
英語: “Can you cover for me while I am away?”

解説

親しい同僚同士などで簡単なことをお願いするときに使う表現です。Cover for…は、「…の代わりをする」という意味です。
 
“Can you 〜”はやや直接的な命令表現に使われることも多いので、目上の人に使うのは避けましょう。

引き継いだことをつたえる表現

表現: 「サムにミーティングのレポートを準備してくれるようにお願いしました。」
英語: “I’ve asked Sam to prepare the report for the meeting.”

解説

「サムにお願いしたので、サムがそれをしてくれるでしょう。」というニュアンスがあります。
 
このように“I have asked”と現在完了形にすることで、「すでにサムにお願いしました。(だから彼がやってくれるでしょう。)」というニュアンスを含めることができます。

表現: 「サムにミーティングのレポートを準備してもらうようにします。」
英語: “I’ll have Sam prepare the report for the meeting.”

解説

“I’ll ask Sam to prepare the report”と同じ意味ですが、よりフォーマルな表現です。断定的な表現で、自分の責任でサムにしてもらうというニュアンスがあります。
 
文法的には日本では高校で学習する「使役のHAVE」と呼ばれる表現です。
 
“I have 誰々 do 〜”で「私は誰々に〜をしてもらいます」という意味で、実際に非常によく使われる表現です。

例)
“I will have Tim call you back when he comes back.”
(ティムが戻ってきたらあなたに電話をさせますね。)

表現: 「私が休んでいる間は、サムが私の代わりに私の仕事をしてくれます。」
英語: “Sam will be covering for me while I am away.”

解説

“away”は、「職場にいないとき」を指しますので、旅行で休みをとっている時や風邪で休んでいるとき、または出張でそのオフィスにいない場合など、幅広いシチュエーションで使える表現です。

表現: “I would be taking some days off in mid April.”
英語: 「4月中旬に何日か休みを取る予定です。」

解説

“take days off“は、休みを取るという意味です。意訳をすると日本でいう「お休みをいただく」くらい最もよく使われる表現です。

表現: “He called in sick this morning.”
英語: 「彼は今朝病欠の電話をいれました。」

解説

“call in sick”は、「病欠の電話を入れる」という意味で、一般的に風邪などのため、会社を休む時に電話を入れることを指します。

この記事の表現はYoutubeビデオで発音の確認、練習をしていただけます。

当記事執筆チームカナンアカデミー英語eラーニング講座の制作チームにより執筆、監修されています。

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