【ビジネス英語】頻出イディオム、熟語9選

今回はビジネスシーンで頻繁に利用されるイディオム、熟語をご紹介していきます。イディオムを音声動画で何度も練習して、表現の幅をグッと広げていきましょう。
当記事の音声ビデオ
紹介する英語表現は、Youtubeビデオで発音を確認し、何度も練習できるようにしてあります。
当動画では
「ネイティブ同士の会話の速度」
「ネイティブ同士でも不自然ではない速度」
「普通の会話にしてはゆっくり」
の3段階のスピードで発音を練習することができます。
頻出イディオム、熟語表現集
それでは、順番にイディオムを紹介していきます。
“The elephant in the room”(見て見ぬふりをされた)
表現: 「皆が見ぬふりをしている問題について話しましょう。」
英語: “Let’s talk about the elephant in the room.”
“The elephant in the room” (部屋の中の象)とは、明らかに皆が気づいているか触れない問題のことを言います。
“It is what it is”(仕方がないですね。)
表現: 「しかたがないですね。」
英語: “It is what it is.”
ネガティブな報告などを受けた時に、「それは変えられないから、しかたがない、その事実は受け入れて、なんとかするしかない(諦めるしかない)」という意味で使います。
ここでの“what”は文法的には「関係代名詞のwhat」で、この「what+主語+動詞」で一つの名詞節となります。
例)
“That is exactly what I was thinking!”
(それがまさに私が考えていたことです!)
この “It is what it is.”(「しかたないですね。」)は直訳をすると「それはそういうことです。」に近い表現です。
“Think outside the box”(柔らかく考える)
表現: 「頭を柔らかく考えなければいけません。」
英語: “We need to think outside the box.”
“Think outside the box”は固定概念の箱を飛び出して考えるという表現で、つまり、頭を柔らかくして考えるという意味です。
“Stays on top of things”(整理されている)
表現: 「彼女はいつも物事を把握しています。」
英語: “She always stays on top of things.”
“stay on top of things”は、頭の中が整理し物事を把握し、するべき仕事をするという意味で使います。
“Stay ahead of the pack”(一歩先を進む)
表現: 「我々は(競合他社の)一歩先を進んでいかなければいけません。」
英語: “We need to stay ahead of the pack.”
“pack”は、「群れ」という意味で、“stay ahead of the pack”は、他の人よりも一歩抜き出して進んでいることを表します。
“See the bigger picture”(全体像を見る)
表現: 「全体像をみなければいけません。」
英語: “You have to see the bigger picture.”
“The bigger picture”は、「より大きな見方」、要するに、「全体像」という意味です。
“Cut corners”(手を抜く)
表現: 「これに関して手を抜くのは良い考えではないです。」
英語: “Cutting corners on this is not a good idea.”
“Cutting corners”は、四角い道などの角を踏まずに近道をするという意味です。取るべき手順を踏まずに手抜きをすることを表します。
“Go down the drain”(無駄になる)
表現: 「それにかけたお金は、無駄になりました。」
英語: “The money we spent on it went down the drain.”
Drainは直訳をすると「流れる」「排水する」という意味ですので、“Go down the drain”は、「無駄になった」「水の泡になった」という意味です。
努力が無駄になったと言いたい時は“Our work went down the drain” と表現できます。
“Throw in the towel”(あきらめる)
表現: 「もう諦めようと思っています。(お手上げです。)」
英語: “I’m about to throw in the towel.”
“Throw in the towel”は、「負けを認める」、「失敗を認める」という意味で、諦める時に使う表現です。“I’m about to”は、「〜しそうです。」という意味です。
この記事の表現はYoutubeビデオで発音の確認、練習をしていただけます。
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