【ビジネス英語】相手の言っている意味を確認する表現 | ネイティブ監修【カナンアカデミー英語Eラーニング講座】

【ビジネス英語】相手の言っている意味を確認する表現

当記事では「相手の言っていることの意味を確認する表現」「理解していないことを相手に伝える表現」を紹介します。

相手の言っている意味が理解できなかった場合、まずは相手の意とするところを推測して、確認するのが丁寧です。

確認できるほど理解していない場合でも“I do not understand you.”などは丁寧な表現ではありませんので、丁寧に相手に伝える表現を学習していきましょう。

当記事の音声ビデオ

紹介する英語表現は、Youtubeビデオで発音を確認し、何度も練習できるようにしてあります。

当動画では

「ネイティブ同士の会話の速度」
「ネイティブ同士でも不自然ではない速度」
「普通の会話にしてはゆっくり」

の3段階のスピードで発音を練習することができます。

相手の言っていることの意味を確認する表現

Are you saying that 〜 ?

表現: 「間違っていたら正してください。締め切りを早める必要があるということでしょうか?」
英語: “Please correct me if I am wrong but are you saying that we need to shorten the deadline?”

解説

“…but are you saying that…”の後に相手が言っていると思われることを言い、認識が合っているか確認することができます。

Do you mean that 〜 ?

表現: 「締め切りを伸ばす必要があるということでしょうか。」
英語: “Do you mean that you need to extend the deadline?”

解説

“Do you mean that..?”の後に相手が言っていると思われることを言い、認識が合っているか確認することができます。
 
extend the deadline…締め切り日を伸ばす
shorten the deadline…締め切り日を早める
meet the deadline …締め切り日を守る

What you are saying is that 〜 ?

表現: 「納期を延長したいということでしょうか。」
英語: “So what you are saying is that you need to extend the deadline?”

解説

このWhatは関係代名詞の用法で“What you say”で「あなたが言うこと」という意味です。
 
他の例)
“Do what you love.”(「あなたが大好きなことをしなさい。」)
“That is not what I meant.”(「それは私が意味していることではありません。」、つまり、「そういう意味で言ったのではありません。」)

Elaborate (詳しく説明する)

表現: 「詳しく説明していただけますか。」
英語: “Could you elaborate, please?”

解説

わからないと述べた後で、Could you elaborate?(「もっと詳しく説明してくださいますか?」)とよく言います。

on the same page (共通認識である。)

表現: 「私たちの認識が共通していないように感じます。」
英語: “I don’t know if we are on the same page here.”

解説

“on the same page”は、物事に対して、同意しているか、もしくは、共通認識であるという意味の表現です。

理解していないことを相手に伝える表現

I don’t think I understand 〜.

表現: 「あなたの言っていることを私は理解できていないように思います。」
英語: “I don’t think I am understanding what you are saying.”

解説

「自分がちゃんと理解できていない」ということが伝わりますので、理解できないことを丁寧に伝えることができます。
 
“I don’t understand”“What are you saying?”は強い言い方に聞こえます。
 
また、「〜でないように思う。」と言いたい時、日本語を直訳して:
 
I think I don’t understand 〜.
 
と言いたくなりますが、英語では否定を文の一番最初に持ってきて
 
I do not think I understand 〜.
 
となります。

I am afraid I don’t quite understand.

表現: 「申し訳ありませんが、おっしゃっていることがよく理解できません。」
英語: “I’m sorry. I am afraid I don’t quite understand.”

解説

相手の言っていることを理解できないことを表す時に使える最も丁寧な言い方の一つです。
 
“I am afraid 〜”は「申し訳ないが〜だと思います。」「残念ながら〜だと思います。」といった意味です。

I don’t quite follow you.

表現: 「お話についていけていないようです。」
英語: “I don’t quite follow you.”

解説

“don’t follow you”は、「あなたについていっていない」という意味で、要するに相手の言っていることがわからないということが伝えられます。

I’m a little confused.

表現: 「よくわからなくなりました。」
英語: “I’m a little confused.”

解説

“I’m confused”と言うこともできますが、“a little”を入れることで柔らかい言い方になります。“Confused”は「混乱する」と訳されることの多い単語ですが、ネイティブは「よくわからない」と言いたい時によく使います。

Get what you say.

表現: 「おっしゃっていることを理解できていなように感じます。」
英語: “I don’t think I am quite getting what you are trying to say.”

解説

“get”は「理解する」という意味で使われることがあります。“I don’t get it”は、「わかりません」という意味です。
 
当記事内ですでに説明したことの繰り返しになりますが、このWhatは関係代名詞の用法であり、“What you say”で「あなたが言うこと」という意味です。

この記事の表現はYoutubeビデオで発音の確認、練習をしていただけます。

当記事執筆チームカナンアカデミー英語eラーニング講座の制作チームにより執筆、監修されています。

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