英語で「なるべく早くお願いします。」と言いたい時の表現

英語で「なるべく早くお願いします。」と言いたい時の表現:ニュアンス別6選

今回は英語で「なるべく早くお願いします。」と言いたい時の表現をご紹介します。緊急性を伝えたい時、申し訳ない気持ちを表したい時など、状況に応じてベストな表現を学んでいきましょう。

当記事の音声ビデオ

紹介する英語表現は、Youtubeビデオで発音を確認し、何度も練習できるようにしてあります。

当動画では

「ネイティブ同士の会話の速度」
「ネイティブ同士でも不自然ではない速度」
「普通の会話にしてはゆっくり」

の3段階のスピードで発音を練習することができます。

丁寧に急ぎである旨を伝える。

表現: 「できるだけ早くデータを送っていただけると嬉しいです。」
英語: “I would appreciate it if you could send me the data as soon as you can.”

解説

“I would appreciate it if you could…”(「…してくれると嬉しい」)は、 丁寧に何かをお願いしたい時に使える表現です。
 
“As soon as you can”(「できるだけ早く」)という表現と一緒に丁寧な表現を使うことで、命令しているように感じさせなくなります。

申し訳なさを表現してお願いする。

表現: 「急なお願いで申し訳ないのですが、ご都合がつき次第データを送ってくださいますか?」
英語: “I apologize for the urgency but could you send me the data at your soonest possible convenience?”

解説

“I apologize for the urgency” と言うことで、とても急いでいるということを伝えつつ、相手に配慮を見せることができます。
 
“at your soonest possible convenience”は直訳すると「都合がつく最も早いタイミング」という意味ですので、「ご都合がつき次第」と言いたい時に使える表現です。

他の仕事より優先して欲しいと伝える。

表現: 「この仕事をミーティングレポートよりも優先していただけますか?」
英語: “Would you mind prioritizing this above the meeting report?”

解説

“Would you mind 〜ing?”で「〜をしていただけませんでしょうか?」と丁寧にお願いをする表現です。
 
“prioritize oo above xx”で、「xxよりもooを優先する」という意味になります。

表現: 「これは時間の制約のある仕事です。他の仕事よりも優先して進めていただけますか?」
英語: “This is time sensitive. Would you be able to prioritize this task above all others?”

解説

“This is time sensitive”と伝えることで、急ぎの仕事であると伝えられます。“Sensitive”は「敏感な」という意味ですので、“time sensitive”で「時間に対して敏感な。急ぐ必要がある。」という意味になります。
 
“Would you be able to 〜”は「〜していただけますか?」と丁寧に言いたい時に使える表現です。“Can you 〜?”と言うとやや命令口調に聞こえます。

いつまでに必要かを合わせて伝える。

表現: 「時間があったら、今日中にデータを送ってくださいますか?」
英語: “Could you send me the data by the end of the day when you have the chance?”

解説

“by end of the day” は、「今日の終わりまでに」という意味で、今日中に仕事をお願いしたい時に使えます。
 
例文のように、“when you have the chance”「機会があれば」を最後につけることによって、柔らかい表現になります。

表現: 「データをなるべく早く送ってくださいますか?プロジェクトのために明日までには必要なんです。」
英語: “Could you send me the data as soon as possible? I would need it by tomorrow for my project.”

解説

“As soon as possible”だけでは、どれだけ急いているかがはっきりと伝わりませんので、いつまでに必要なのかも一緒に伝えると効果的です。

この記事の表現はYoutubeビデオで発音の確認、練習をしていただけます。

当記事執筆チームカナンアカデミー英語eラーニング講座の制作チームにより執筆、監修されています。

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