英語でプレゼンを始めるときに使える表現 (Introduction of a Presentation)

当記事では挨拶、構成説明、ポリシーの説明など、プレゼンを始める際に使える表現を紹介していきます。
動画ビデオを何度も聞いて、スムーズにプレゼンテーションを始められるように練習してみてくださいね。
当記事の音声ビデオ
紹介する英語表現は、Youtubeビデオで発音を確認し、何度も練習できるようにしてあります。
当動画では
「ネイティブ同士の会話の速度」
「ネイティブ同士でも不自然ではない速度」
「普通の会話にしてはゆっくり」
の3段階のスピードで発音を練習することができます。
1. Greeting: プレゼンテーションをはじめる時の挨拶の表現
挨拶や自己紹介の表現をご紹介します。
■挨拶
表現: 「おはようございます。セミナーへようこそ。」
英語: “Good morning. Welcome to our seminar.”
自分の会社で人を招いてプレゼンテーションをする時には、“Welcome to…”「…へようこそ」と始めることができます。
■来場のお礼を言う
表現: 「みなさんこんにちは。今日は、このプレゼンテーションを聞きに来てくださってありがとうございます。」
英語: “Hello everybody. Thank you for coming to my presentation today.”
「皆様」を“everybody”というとカジュアルになります。フォーマルな場で「皆様」と言いたい場合は“ladies and gentlemen”と言うか、「皆様」という部分を省くと良いでしょう。
■自己紹介
表現: 「カナンエージェンシーのウェブコーディネーターのジェーンと申します。」
英語: “My name is Jane and I am the website coordinator at Canaan Agency.”
社外でプレゼンをする時などでは、自分が何を担当しているかを言うと良いでしょう。
■話す内容を紹介する
表現: 「こんにちは。ジェーンと申します。本日はウェブサイトをアップデートすることがどのように、会社の売り上げに影響するかを説明させていただきます。」
英語: “Good afternoon. My name is Jane and today I will be talking about how much updating your website will impact your company’s sales. “
プレゼンテーションを始める時のとてもフォーマルな表現です。ここでは、自己紹介と一緒にプレゼンテーションのテーマを説明しています。
2. Explaining Structure: プレゼンテーションの構成を説明する時の表現
プレゼンテーションのはじめに、内容や構成を先に説明しておくのが聴衆にとって親切で、丁寧です。
■プレゼンの目的を説明する(1)
表現: 「本日は現代のマーケットで、ウェブサイトの機能性がどれだけ重要であるかを見ていきます。」
英語: “Today we will be looking at the importance of the functionality of the website in today’s market. “
プレゼンテーションがどのような話なのかを最初に説明するのが一般的です。
■プレゼンの目的を説明する(2)
表現: 「このプレゼンテーションでは、我々の現在のウェブサイトによる機会損失を理解いただき、解決策を提案したいと思っています。」
英語: “I’m hoping to make you aware of the lost opportunities we are having with our current website and to offer a solution. “
プレゼンテーションの目的や狙いをはじめに話しておくと良いでしょう。
■プレゼンの構成を説明する(1)
表現: 「このプレゼンテーションは、3つのことをお話をし、20分ほどで終わります。」
英語: “My presentation will have three parts and it would last about 20 minutes. “
プレゼンテーションのはじめに簡単な構成とどれくらいの時間がかかるのかを説明するととても丁寧で親切です。
■プレゼンの構成を説明する(2)
表現: 「まずはじめに現在のウェブサイトに関してお話をし、次にウェブサイトをアップデートすることによりどのようなことが起こるかをお話します。そして、最後にアップデートのコストと手順を説明します。」
英語: “I will first talk about our current website, then talk about what updating the website would do and finally talk about the cost and process.”
最初に簡単に話す内容をまとめて伝えると、聞き手にとって分かりやすくなります。
3. Explaining Policy プレゼンテーションの進め方の方針を説明する時の表現
プレゼンテーションのはじめに、質問の受け方などを説明しておくと、シチュエーションに合わせてスムーズにプレゼンテーションをすすめることができます。
■質問を受ける時間に関する案内(1)
表現: 「プレゼンテーションの最後にご質問をいただく時間をとります。」
英語: “I will have some time to answer questions at the end of my presentation.”
プレゼンテーションの間は、質問を受けずに最後にまとめて質問を受けたい時に使う表現です。時間の制限があり、質問を制限したい時にはこの方法でプレゼンをすすめるのが一般的です。
■質問を受ける時間に関する案内(2)
表現: 「プレゼンの最後に質問を喜んで受けさせていただきます。」
英語: “I’d be happy to answer any questions at the end of the talk.”
「プレゼンの途中ではなく、最後に質問をしてください。」と言いたい時の間接的で控えめな表現です。
■質問を受ける時間に関する案内(3)
表現: 「質問がある時には、話の途中でも、その都度お聞きいただければと思います。」
英語: “Please feel free to interrupt me if you have any questions. “
プレゼンの途中でもその都度内容に関して質問を受けたい場合によく使う表現です。“interrupt”は「話を遮る」という意味です。
■質問を受ける時間に関する案内(4)
表現: 「時間の制限があるため、今日は質問を受けることができませんが、質問がある時にはいつでもEメールを送ってください。」
英語: “Because we are under a time constraint, I cannot take questions today but you are welcome to email me any questions. “
“under a time constraint”は「時間の制限がある」という意味で、質問をとる時間などがない時には、はじめにそのことを聴衆に伝えておくと良いでしょう。
この記事の表現はYoutubeビデオで発音の確認、練習をしていただけます。
当記事執筆チームカナンアカデミー英語eラーニング講座の制作チームにより執筆、監修されています。