【ビジネス英語】スムーズにプレゼンを進める「つなぎ」表現

英語でスムーズにプレゼンを進める「つなぎ」表現

プレゼンテーションにおいて聴き手が混乱せずに内容を理解できるように

ポイントポイントでこれから話す内容を簡単にまとめたり、一つのトピックから別のトピックに移る際に明確にそのことを述べることが重要です。

当記事では

「次はxxについて話します」
「さて、次の話題に移ります。」

といった、トピックをスムーズに接続するつなぎの表現を紹介していきます。

当記事の音声ビデオ

紹介する英語表現は、Youtubeビデオで発音を確認し、何度も練習できるようにしてあります。

当動画では

「ネイティブ同士の会話の速度」
「ネイティブ同士でも不自然ではない速度」
「普通の会話にしてはゆっくり」

の3段階のスピードで発音を練習することができます。

1. これから話す内容を簡潔にまとめる表現 (Mini Summary)

プレゼンテーションでは要所要所で「これからxxについて話をします。」と説明をすることで、聴き手が混乱せずに話についてくることができます。

そのような表現を紹介していきます。

【これから話す内容を簡単にまとめる表現1】

表現: 「まず、我々の現状を説明してはじめたいと思います。」
英語: “I’d like to start with explaining our current situation. “

解説

“(I would )like to start with…”は、「まずは…から話を始めます」という意味で、プレゼンテーションなどを始める時によく使う表現です。

【これから話す内容を簡単にまとめる表現2】

表現: 「まずはじめに、現在の状況をみていきたいとおきます。」

英語: “First of all, I would like to look at our current situation. “

解説

“Look at”は、「一緒にみていく」という意味で、プレゼンテーションの時に、「何を説明します」と言いたい時の代わりに使える表現です。

2.別トピックに移ることを伝える

プレゼンの最中にいきなり別の話題に移ると、聴き手は混乱してしまいます。ここでは「それでは、次の話題に移ります。」と言いたいときの表現を紹介します。

【次のトピックに移ることを伝える1】

表現: 「次の話に進みたいと思います。」
英語: “Let me continue on to my second point. “

解説

“Let me…”は、「…させてください。」という意味で、「…します。」と言いたい時の丁寧な言い方です。
 
学校英語では使役表現で「”Let”+目的語+動詞の原形」と習いますね。
 
「xxのトピックに話を進める。」と言いたいときは”Continue to xx”ではなく、“Continue on to xx”と、“on”を入れる方が自然です。

【次のトピックに移ることを伝える2】

表現: 「それでは、二つ目の論点を話したいと思います。」
英語: “Now, I would like to discuss my second point.”

解説

“Now,”は、「それでは、」という意味で、話を変える時によく使います。“Point”は、「論点」や「主張」、「提案」と訳すことができます。

【次のトピックに移ることを伝える3】

表現: 「では、3つ目の話にすすむとしましょう。」
英語: “Now to my third point.”

解説

次の話に進む時の多少カジュアルな表現です。少し砕けた雰囲気を出したい時に使える表現です。

【最後のトピックに移ることを伝える1】

表現: 「ということで、私の最後の論点へと話が繋がります。」
英語: “Which takes us our final point.”

解説

“Which takes us to…”は、直前に話したことによって、次の話へと導かれる時に使う表現です。

【最後のトピックに移ることを伝える2】

表現: 「この話を網羅しましたので、最後の話へと進みましょう。」
英語: “Now that we have that covered, let’s get to our final discussion.”

解説

“cover”は覆うという意味ですが、「話を網羅する」という意味でよく使います。
 
この“we have that covered”は意味としては“we have covered that”と同じです。
 
“let’s get to…” 「…に行って(それを終わらせて)しまいましょう。」というニュアンスがあります。

3.「トピックの概要を簡潔に伝える」と「別トピックに移ることを伝える」を同時に行う。

「それでは次のトピックである、xxに話を進めます。」と言いたいときの表現を紹介していきます。

【次のトピックの内容と移ることを同時に伝える1】

表現: 「これまでに御社の現状を見てきましたので、次に我々のサービスがどのようなことができるのかという話に進みたいと思います。」
英語: “Now that we have looked at your current situation, I would like to move on to talk about what our service can do.”

解説

“Now that …”は、「今まで…してきましたので」という意味で、一つの話が完了し、次の(または別の)話に進みたい時によく使う表現です。
 
“move on to xx”で「xxに移ります。」という意味です。

【次のトピックの内容と移ることを同時に伝える2】

表現: 「それでは、私の最後の論点であるコストの説明をしたいと思います。」
英語: “I would now like to talk about my final point and explain the cost.”

解説

プレゼンテーションの最後の部分へ話を進める時に使える丁寧な表現です。

この記事の表現はYoutubeビデオで発音の確認、練習をしていただけます。

当記事執筆チームカナンアカデミー英語eラーニング講座の制作チームにより執筆、監修されています。

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