英語のプレゼンテーションで聴衆の注意を引く表現

英語のプレゼンテーションで聴衆の注意を引く表現

効果的なプレゼンテーションでは、話し手は聴き手に質問を投げかけたり、ストーリーや視覚的なデータを利用して、飽きさせない工夫をします。

この動画では聴衆の注意を引きつけるための英語表現を紹介していきます。

当記事の音声ビデオ

紹介する英語表現は、Youtubeビデオで発音を確認し、何度も練習できるようにしてあります。

当動画では

「ネイティブ同士の会話の速度」
「ネイティブ同士でも不自然ではない速度」
「普通の会話にしてはゆっくり」

の3段階のスピードで発音を練習することができます。

Asking Questions 質問を投げかける表現

【質問を投げかける表現1】

表現: 「ある会社のことを知りたいと思った時、皆さんは始めに何をしますか?」
英語: “What is the first thing you would do when you want to know about a company?”

解説

一方的に「あなたの会社のことを知ってもらうためにはウェブサイトへの流入を増やすことが重要です。」などと言うよりも、はじめに質問を聴衆に投げかけることにより、これから話す内容が聴き手に関係のあることであることを伝えることができます。

【質問を投げかける表現2】

表現: 「今朝トイレに行く前にスマホを見た人は何人いますか(手を上げてください)。」
英語: “How many of you looked at your smartphone before going to the bathroom this morning?”

解説

一方的に、「現代人の多くは朝起きてすぐにスマートフォンを見ています。」などと述べるよりも、質問を投げかけることにより、聴き手がプレゼンの内容を自分たちに関連のあることだと感じさせることができます。

【質問を投げかける表現3】

表現: 「スマートフォンをまるまる1ヶ月使えなくなったとしたら、どうしますか?あなたの生活にどのような影響があるでしょうが。」
英語: “What if you could not use your smartphone for a whole month? How would that affect your life?”

解説

“What if…?”は「もしも…だったらどうでしょう?」という意味で、聴衆に何かの状況を想像させることができます。

【質問を投げかける表現4】

表現: 「中国のインターネットの利用人口は、アメリカ、日本、ロシアを人口をすべて合わせた数よりも多いと知っていましたか?」
英語: “Did you know that China has double the population of internet users than the population of the U.S., Japan and Russia combined?”

解説

“Did you know that…?”「…ということを知っていましたか?」に続き、驚く事実を言い、聴衆の注意を引きつけることができます。
 
規模感を大きく感じてもらうために、このように何か数字が大きなものと比較をするが有効です。広さを表すときに「東京ドームxx個分です。」などと言うのと同じテクニックですね。

【質問を投げかける表現5】

表現: 「新しい町でインターネットなしで生活をしなければいけなくなったと想像してみてください。」
英語: “Imagine that you have to live in a new town without access to the internet. “

解説

“Imagine…”で「…を想像してみてください。」という意味です。

実話やデータ、写真などを使う時の表現

【ストーリーを語る時の表現1】

表現: 「一つストーリーをお話させてください」
英語: “Let me tell you a story.”

解説

プレゼンテーションをストーリーで始めるときの決まり文句です。
 
“Let me 〜”で「〜させてください。」という意味です。学校英語の文法で言う「Let + 目的語 + 動詞の原形」です。

【ストーリーを語る時の表現2】

表現: 「これは本当にあった話です。」
英語: “This is a true story.”

解説

実際にあった話をストーリーとして紹介する場合には、このように「これは実話です。」と始ることで、説得力を高めることができます。

【図やデータを利用する時の表現1】

表現: 「CNNICによると、毎日50億以上ものグーグル検索があるそうです。」
英語: “According to CNNIC, over 5 billion Google searches are made every day.”

解説

“According to 〜”で「〜によると」という意味です。統計データを提示する際にはこの表現を利用して、信頼性のあるソースを明示することにより、話に説得力がつきます。

【図やデータを利用する時の表現2】

表現: 「この写真をみてください。」
英語: “Please take a look at this picture. “

解説

“Please take a look at 〜”は「〜を見てください。」と言いたい時の自然な表現です。

この記事の表現はYoutubeビデオで発音の確認、練習をしていただけます。

当記事執筆チームカナンアカデミー英語eラーニング講座の制作チームにより執筆、監修されています。

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