英語での会議・ミーティングの司会をするときの表現

英語での会議・ミーティングの司会をするときの表現

当記事の音声ビデオ

紹介する英語表現は、Youtubeビデオで発音を確認し、何度も練習できるようにしてあります。

【動画 ミーティングを始める時の表現】

【動画 ミーティングを終える時の表現】

当動画では

「ネイティブ同士の会話の速度」
「ネイティブ同士でも不自然ではない速度」
「普通の会話にしてはゆっくり」

の3段階のスピードで発音を練習することができます。

会議を始める時の表現

【「会議を始めます」かしこまった表現】

表現: 「みなさん、注目をいただければ、ミーティングを始めたいと思います。」
英語: “If I can have your attention, I would like to start the meeting.”

解説

とてもかしこまったフォーマルな表現です。

表現: 「ミーティングをはじめようと思います。」
英語: “I would like to call the meeting to order.”

解説

“call to order”は、「正式に(ミーティングを)開く」という意味です。“I would like to xx”は丁寧に「xxをしたいと思います。」という表現です。“Let’s call the meeting to order.”に変えると少しカジュアルな表現になります。

【「会議を始めます」カジュアルな表現】

表現: 「皆が揃ったので、始めちゃいましょう。」
英語: “Since everyone is here, let’s get started.”

解説

“Let’s get started.”“Let’s start.”と同じ意味で使われます。カジュアルな表現です。

【参加のお礼を言う表現】

表現: 「今日(ミーティング)に来てくださり、ありがとうございます。」
英語: “I’d like to thank everyone for coming today.”

解説

とても丁寧な表現で、フォーマルなミーティングで使えます。カジュアルなミーティングの間合いは、“Thank you for coming today.”というとかしこまりすぎない表現になります。

会議の議題・目的を共有するための表現

【会議の目的を共有する表現】

表現: 「今日は我々の新しいプロジェクトの予算を決めるために集まりました。」
英語: “We’re here today to discuss the budget for our new project. “

解説

ミーティングに、一つの主な目的がある時に使える表現です。

【議題を共有する表現】

表現: 「今日の始めの議題は、新しいプロジェクトのための予算を決めることです。」
英語: “The first thing on our agenda today is to decide on a budget for our new project.”

解説

agendaは「会議事項」という意味です。

会議の最初に各メンバーからの報告を求める表現

表現: 「それぞれ今週の成果を報告をし合って、ミーティングを始めましょう。」
英語: “Let’s open with reports of each of our achievements from this week.”

解説

“Let’s open with…”は、「…で(ミーティングを)始めましょう」という意味です。

表現: 「会計報告で会議を始めましょう。」
英語: “Let’s kick off by the treasure’s report.”

解説

サッカーの試合を始める時に使う“kick off”という表現を使うことで、元気よく盛り上げて会議を始めるというニュアンスを出すことができます。

会議の結論をまとめる表現

表現: 「今日はもう時間がなくなってしまいそうなので、まとめたいと思います。」
英語: “Since we are running out of time, we will need to wrap this up. “

解説

“wrap up”は、「包みあげる」と訳すことができますが、「仕上げる」という意味で、ミーティングやその他話を終わらせる時に使う表現です。“run out of xx.”で「xxを切らす、xxがなくなる」という意味です。

表現: 「(今日の話し合いを)まとめますと、仕入先はA社に決まり、価格は交渉し続けるということになりました。」
英語: “To recap, we have decided on using supplier A and we will work on negotiating the price with them.”

解説

“recap”は、(繰り返し)要約するという意味で、ミーティングで話した内容を最後にまとめる時に使います。

会議を終える時の表現

表現: 「他に意見や質問がなければ、今日はこれでミーティングを終えようと思います。」
英語: “If there are no further comments or questions, I would like to close the meeting for today.”

解説

とても丁寧でフォーマルな終え方です。

表現: 「さて、これで議題事項はすべて(終わり)です。」
英語: “Well, that is everything on our agenda.”

解説

“that is everything”は、「すべて話し終えた」と言いたい時によく使うカジュアルな表現です。

次回の会議について知らせる表現

表現: 「今日はもう時間がなくなってまったようなので、このことについては、また次のミーティングで話し合う必要があると思います。」
英語: “It looks like we’re out of time so I guess we’ll need to talk about this during our next meeting. “

解説

“it looks like 〜”“I guess 〜” はそれぞれ「〜のようです。」「〜だと思います。」という意味で、通常の会話で頻繁に使われます。
 
“we’re out of time”で「時間がなくなりました。」という意味です。

表現: 「また来週同じ時間に会議をします。」
英語: “We will meet again next week at the same time. “

解説

ミーティングの最後に次の会う日と時間を伝えることで、本日はミーティングが終了したことが伝わります。

解散する時の表現

表現: 「改めて、本日は来ていただいてありがとうございました。」
英語: “Thank you again for coming today.”

解説

「改めて、ありがとうございます。」と繰り返しお礼を言うときによく使う表現です。

表現: 「解散します。」
英語: “You are dismissed.”

解説

直接的な表現です。「会議(などの)場所から去っても良い」という意味の表現です。大勢の人が集まっている時に使うことが多いです。

表現: 「会議を閉会いたします。」
英語: “I would like to adjourn the meeting.”

解説

会議を終了する際の最もフォーマルな表現です。

この記事の表現はYoutubeビデオで発音の確認、練習をしていただけます。

当記事執筆チームカナンアカデミー英語eラーニング講座の制作チームにより執筆、監修されています。

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