英語での提案の仕方 ミーティング・会議で上手に提案する| ネイティブ監修【カナンアカデミー英語Eラーニング講座】

【ビジネス英語】英語での提案の仕方 〜ミーティング、会議で上手に提案する〜

当記事ではビジネス上の会議、MTGなどで英語で提案をする表現をご紹介します。

提案の仕方を一つとっても、「やんわりとした提案」から「自分が決定権のある状態で強く提案」するまで、場面に応じて様々な提案の仕方を使い分けることが重要です。

紹介する英語表現は、Youtubeビデオで発音を確認し、何度も練習できるようにしてあります。

当動画では

「ネイティブ同士の会話の速度」
「ネイティブ同士でも不自然ではない速度」
「普通の会話にしてはゆっくり」

の3段階のスピードで発音を練習することができます。

提案する英語表現

提案するための英語表現を以下に順番に解説します。

What about 〜? 「〜するのはいかがでしょうか?」

表現 「広報宣伝のための予算を増やすのはいかがでしょうか?」
英語 “What about we increase the budget for promotion?”

解説質問として提案を投げかけることで、押し付けがましさがありません。
 
この例のようにWhat about の後に「主語」+「動詞」が来る形でも使うことができますが “What about increasing the budget for promotion?”のようにWhat about + 「動名詞」の形で使うことも可能です。

How about 〜? 「〜するのはいかがでしょうか?」

表現 「支出を見直すところから始めるのはいかがでしょうか?」
英語 “How about we start by reviewing our expenses?”

解説上に紹介をした”What about〜”と同じように、”How about”も直後に動名詞をとることが可能です。
 
例えば”How about starting by reveiwing our expenses.”とも言えます。ただし、このケースでは”starting”、”reviewing”と動名詞が二つ重なってしまうため、”How about we start”で始めた方が自然に聞こえます。
 
(こういった細かい部分、実際に話す際にはそれほど気にし過ぎなくても大丈夫です。)

Why don’t we 〜? 「〜するのはいかがでしょうか?」

表現 「これのウェブサイトを作るところから始めるのはいかがでしょうか?」
英語 “Why don’t we start on building a website for this?”

解説“What about”, “How about”, “Why don’t we”はすべて似た表現で、どれを使っても大丈夫です。

What if 〜? 「〜するのはいかがでしょうか?」

表現 「会議の頻度を週一度に減らすのはいかがでしょうか?」
英語 “What if we decrease our meeting times to once a week?”

解説“What about”や”How about”などと似た表現ですが、直訳すると「〜をしたらどうなるでしょうか?」といったニュアンスです。
 
また”What if”は仮定法として使われる表現で例えば、
 
“Why don’t we have our meeting at the conference room this afternoon?” (今日の午後、会議室を利用してミーティングしませんか?)
 
“That’s a good idea. But, what if the conference room is occupied?” (それは良い考えですね。ただ、会議室が埋まっていたらどうしましょうか?)
 
などと使うことができます。

Let’s 〜. 「〜しましょう!」

表現 「これについて営業代理店と話しあってみましょう。」
英語 “Let’s meet with the sales agent to discuss this.”

解説“Let’s”を使うことによって、疑問系の文よりも強く提案をすることができます。自分に決定権があるときに使える表現です。
 
また、例えば以下のように相手の提案に賛成する際にも使えます。
 
“How about we meet with the sales agent do discuss this?” (これについて営業代理店と話し合ってみましょう。)
 
“That’s a good idea! Let’s do that.” (それは良い考えですね。そうしましょう。)

What would you say to 〜? 「〜はいかがでしょうか?」

表現 「プロジェクトに関して話をするために、週に一度会議をするのはいかがでしょうか?」
英語 “What would you say to meeting weekly to discuss the project?”

解説“What would you say to”は、「~することに関してどう思いますか?」という意味で、提案に賛成するかどうかを丁寧に尋ねることができる表現です。
 
なお、”What would you say to”の後に”meeting”という動名詞がきていますが、この表現では”to”の後に名詞がくるため、動名詞の形になっています。
 
つまり、動詞の原形がくるいわゆる「to不定詞」ではありません。
 
“What would you say to lunch together this weekend?” (今週末一緒に、ランチはいかがですか?)
 
のように、”to”の後に名詞を置くわけです。

Perhaps 〜. 「〜もできるかもしれませんね。」

表現 「この仕事に関しては、外部委託することも可能ではないでしょうか?」
英語 “Perhaps we could outsource this job.”

解説「〜することも可能かもしれません。」という意味で、とても柔らかい表現です。
 
日本語には「おそらく」「多分」などと直訳されますが、感覚的には50%の確率か、それよりも若干低いくらいくらいのニュアンスです。
 
なお、PerhapsはMaybeと同じほぼ同じ可能性、確度を表しますが、Perhapsの方がやや丁寧、Maybeの方がややカジュアルな表現です。

It’s just an idea, 「これは一つの案ですが、」

表現 「これは一つの案なのですが、アンケートをとってみるのはいかがでしょうか?」
英語 “It’s just an idea, but how about we take a survey?”

解説「ただの案なのですが」と前置きすることにより、とても控えめに提案ができます。

My suggestion would be, 「私の提案としては〜」

表現 「私の提案としては、販促物に投資をするのが良いと思います。」
英語 “My suggestion would be to invest in promoting materials.”

解説相手に助言を与える立場にあるときに使うことが多い表現です。

この記事の表現はYoutubeビデオで発音の確認、練習をしていただけます。

当記事執筆チームカナンアカデミー英語eラーニング講座の制作チームにより執筆、監修されています。

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