英語表現 クライアント訪問、来客対応、アポでの表現 | ネイティブ監修【カナンアカデミー英語Eラーニング講座】

【ビジネス英語】クライアント訪問、来客対応、アポの場面での英語表現

当記事では営業や打ち合わせでクライアントを訪問した際、または、来客があった際に英語でどのように会話を進めていけば良いかを紹介していきます。

受付で「●時から▲様とお約束をいただいておりますxxと申します。」
お客様を案内する際の「こちらへどうぞ」

など、いくつかの表現を覚えておくと、訪問、来客対応がスムーズに
なりますので、順番に見ていきましょう。

【学習用動画】クライアント訪問、来客対応、アポでの表現

紹介する英語表現は、Youtubeビデオで発音を確認し、何度も練習できるようにしてあります。

当動画では

「ネイティブ同士の会話の速度」
「ネイティブ同士でも不自然ではない速度」
「普通の会話にしてはゆっくり」

の3段階のスピードで発音を練習することができます。

訪問者と受付とのやり取り英語表現

訪問相手のオフィスに入り、相手方担当者を呼び出してもらうまでのやり取りを見ていきます。

訪問時受付:「●時から▲様とお時間をいただいております。」

表現 「こんにちは。カナンアカデミーの鈴木と申しますが、3時からジョンソンさんとの面談の予約があります。」
英語 Hello. My name is Ms. Suzuki from Canaan Academy and I have an appointment with Ms. Johnson from 3:00.

解説

訪問の際に受付で相手方担当者を呼び出してもらう際の表現です。
 
ビジネスなどのフォーマルな場では自分の苗字に”Mr.”や”Ms.”などの敬称をつけても問題ありません。

受付が担当者を呼び出す時:「あなたが到着したことを彼女にお伝えします。」「彼女は、すぐに参ります。」

表現 「あなたが到着したことを彼女にお伝えします。」
英語 I would let her know that you are here.

解説

“I will let her know”でも大丈夫です。
 
“let + 誰々 + know that 〜 “で「誰々に〜を知らせる。」という意味で、
大変良く使う表現ですので、一固まりで覚えてしまいましょう。
 
“let”は高校で学習する文法で、「許可をあらわす」使役の動詞です。
 
他にも”I will let you know when I am ready.”(準備ができたらあなたにお知らせします。)などと使えます。

表現 「彼女は、すぐに参ります。」
英語 She would be with you shortly.

解説

“shortly”は、「すぐに」という意味でフォーマルな表現です。
 
“be”は「いる」という意味の動詞で「Be動詞」と呼ばれます。”would”という助動詞の後に来ているので、動詞の原形のまま利用されています。
 
上の表現を直訳すると、「彼女はすぐにあなたと一緒にいます。」となります。

訪問者と担当者の面談前のやり取り英語表現

相手を確認する時:「●●様ですか?」

表現 「鈴木様ですか。はじめまして。ジョンソンと申します。」
英語 Ms. Suzuki? Hello. I am Ms. Johnson.

解説

ビジネスなどフォーマルな場では、自分の名前の前にMr.やMrs.などの敬称を付けることが多いです。敬称を付けないで苗字を名乗ることはありません。
 
「Ms.」「Mrs.」「Miss」「Mr.」「Dr.」または、ファーストネームなど、自分が呼んで欲しい敬称などで自己紹介をしましょう。
 
初対面では握手をしましょう。

表現 「あなたが鈴木様ですね。」
英語 You must be Ms. Suzuki.

解説

初めて会う人に本人であるか確認する時に使う表現です。
 
“must be 〜”で「〜に違いない。」という意味なので、直訳すると「あなたは鈴木さんに違いありません。」という意味です。
 
“That must be the reason!”(理由はそれに違いない!)など、人以外にも利用する表現です。

初対面の挨拶:「はじめまして。お会いできてうれしいです。」

表現 「はじめまして。お会いできてうれしいです。」
英語 Nice to meet you.

解説

初対面の人に対しての典型的な挨拶です。
 
meetの代わりにseeを使って”Nice to see you.”や”Good to see you”という場合は、一度会ったことのある人や、普段から会う人に対して使います。

表現 「お元気ですか?」
英語 How are you doing today?

解説

初対面の人にも普段から会う人にも使える挨拶表現です。
 
これは挨拶の表現ですので、答え方としては、”Fine.”(元気です。)など、一言「元気ですよ!」という意味の言葉を返せばよく、自分の状態を細かく必要する一切ありません。

表現 「元気です。あなたはどうですか?」
英語 I am fine, thank you. How about you?

解説

“I’m fine, thank you.”は、かしこまった、フォーマルな表現なので、ビジネスなどの場面では、よく使います。
 
他にも、”I am doing great!”,”Pretty good, thank you.”など、ポジティブな言葉を返します。
 
“Tired”(疲れています。)”Sleepy”(眠いです。)といった返し方が全くないわけではないのですが、フォーマルな場面ではどんなに疲れていても眠くても”Fine, thank you.”などポジティブな返し方をします。

待たせたことを謝る:「お待たせして申し訳ありません。」

表現 「お待たせして申し訳ありません。」
英語 I’m sorry to keep you waiting.

解説

予定の時間を過ぎてしまった場合に一言お詫びを言う表現です。
 
“keep + 誰々 + waiting”で「誰々を待たせる」という意味になります。高校英語の文法で言う「keep + 目的語 + 現在分詞」の用法です。
 
文法から先に覚えるよりも、場面の中で先に表現を覚えて利用できるようになった後で文法を理解するほうが効果的です。

会議室などに案内する:「こちらへどうぞ。」

表現 「こちらへどうぞ。」
英語 Come right this way, please.

解説

待合室から面談などをする部屋に向かうときに使う表現です。
 
“This way”で「こちら、こっち」、”That way”で「あちら、あっち」という意味になります。

着席を促す:「どうぞ、お座りください。」

表現 「どうぞ、お座りください。」
英語 Please have a seat.

解説

Please have a seatと言われるまでは、座らないのが礼儀ですので、相手を迎える場合は、必ず言いましょう。
 
「着席する」といったニュアンスでは”Sit down”(座る)よりも”Have a seat”を使いましょう。

アポのお礼を言う。

表現 「本日は、面談のためにお時間をいただき、ありがとうございます。」
英語 Thank you for taking the time to meet with me today.

解説

“take the time”「(わざわざ)時間をとる」という意味です。面談などの前によく使う表現です。

訪問者と担当者の面談後のやり取り英語表現

改めてアポのお礼を言う。

表現 「お時間いただき、(重ねて)ありがとうございました。」
英語 Thank you again for your time.

解説

面談が終わったときに、使える表現です。前にもお礼を言ったことであれば、最後に”again“を付け加えると良いでしょう。

別れの挨拶

表現 「今日はお会いできてよかったです。」
英語 It was nice to meet you.

解説

面談が終わり、別れるときに使う表現です。“It was nice meeting you”ということもできます。
 
日常会話でも、初対面の人と別れる際には非常によく使う表現です。

表現 「今日はお話ができてよかったです。」
英語 It was nice talking to you.

解説

「お話ができて楽しかった」というニュアンスのある表現です。ビジネスの場面でも使えますが、日常会話でもよく利用されます。

表現 「良い一日をお過ごしください。」
英語 Have a great day.

解説

別れの挨拶です。
 
面談が午後の遅めの時間(2時以降くらい)の場合は
 
・”Have a good evening.”(良い夕方をお過ごしください。)
・”Have a good rest of the day.”(今日の残りも良い日をお過ごしください。)
 
などを利用することが多いです。

表現 「ありがとうございます。あなたも良い一日をお過ごしください。」
英語 Thank you. You too.

解説

Have a great dayなどと言われたときの返し文句です。
 
“You too!”は「あなたも」という意味ですので、非常によく使われる返し方です。

この記事の表現はYoutubeビデオで発音の確認、練習をしていただけます。

当記事執筆チームカナンアカデミー英語eラーニング講座の制作チームにより執筆、監修されています。

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