【英語で雑談をする】クライアント訪問時・商談前後に使える表現

日本国内でもクライアント訪問の際などのちょっとした雑談は何を話せばよいか困ることが多いですが、英語となると余計に考え込んでしまう方も多いのではないでしょうか?
当記事ではクライアント訪問時や商談前後のちょっとした雑談を英語でどのようにするべきかを紹介していきます。
当記事の音声ビデオ
紹介する英語表現は、Youtubeビデオで発音を確認し、何度も練習できるようにしてあります。
当動画では
「ネイティブ同士の会話の速度」
「ネイティブ同士でも不自然ではない速度」
「普通の会話にしてはゆっくり」
の3段階のスピードで発音を練習することができます。
雑談で使える様々な表現と解説
表現: 「どのような日を過ごしていますか?」
英語: How has your day been so far?
“so far”は、「今この時まで」という意味で、「今この時までの一日は、どのような日でしたか?」と訳すことができますが、「元気ですか?」という意味です。よく使う表現です。
文法的には現在進行形を用いていますので、直訳すると、「ここまでのあなたの一日はいかがですか?」となります。
表現: 「忙しい一日を過ごしています。」
英語: It has been a busy day.
How has your day been so far?の答え方の一つです。とてもフォーマルな場では、“It is going well.”と答えるのが無難です。
この返答の”It”は”How has your day been”の”your day”を指しています。
表現: 「はるばるサンフランシスコまでお越しいただいてありがとうございます。」
英語: Thank you for coming all the way to San Francisco today.
遠くからの来客に使える表現です。
“all the way”というと「遠くからはるばる」といったニュアンスです。
表現: 「サンフランシスコへは初めて来られましたか?」
英語: Is this your first time in San Francisco?
別の町からの来客によく聞く質問です。相手が何かを話すきっかけになる表現です。
表現: 「今のところ、サンフランシスコはどうですか?」
英語: How do you like San Francisco so far?
面談をしている場所を初めて訪問した人によく聞く質問です。
表現: 「とても好きです。活気であふれていますね。」
英語: I love it. It is an exciting place.
訪問している町がどうかフォーマルな場で聞かれたら、肯定的なことを言うのが一般的です。“It is a beautiful place.”,“I love the climate.”などの答え方もあります。
表現: 「問題なく当社を見つけることができましたか?」
英語: Did you have any trouble finding us?
オフィスをすぐに見つけることができたか聞いています。初めて来た人に対して、頻繁に聞く質問です。
表現: 「こちらまで無事に来られたと良いのですが。」
英語: I hope you got here okay.
「無事に来られましたか?」という意味です。このように言われた場合は、“Yes, we did”、“We got stuck in the traffic for a while”(少し渋滞していました)などと答えると良いでしょう。
“get”は(目的地などに)「着く」という意味でも使われます。例えば「今ちょうど着いたところだよ。」と言いたければ”We (I) just got here.”と言います。
表現: 「良い天気ですね。」
英語: Nice day, isn’t it?
天気の話は、スモールトークでは、よく使う無難なトピックです。
このケースでは”It is a nice day, isn’t it?”が省略されています。”isn’t it?”は中学英語で学習する付加疑問文という文法で、「〜ですね。」という意味です。
表現: 「この時期にしては寒い(あつい)ですね。」
英語: It’s a bit cold/warm for this time of the year, isn’t it?
“for this time of the year”で「1年のこの時期(季節)にしては」という意味です。
ここでも付加疑問文の“isn’t it?”が使われています。付加疑問文は会話で頻繁に利用されますので、覚えておくと表現の幅が広がります。
表現: 「外は寒いですね。」
英語: Cold outside, isn’t it?
“isn’t it?”と付加疑問文で同意を求められたときは”Yes, it is.”(はい、そうですね。)と答えるのが最も無難かつ一般的です。他にも
“It is really.”(本当にそうですね。)
“Yes. It looks like it would stay like this until tomorrow.”(そうですね。明日まで寒さが続きそうですね。)
などと答えることができます。
表現: 「それでは、(本題に入りますが)、今日お話ししたい内容をまとめたメールを読んでいただけたと良いのですが。」
英語: Well then, I hope you saw the email that I sent you about what I wanted to talk to you about today.
“Well then,”は、スモールトークを終わらせ、本題に入りたい時の切り出しに使える文句です。
表現: 「それはさておき、先日お電話でもお話しましたが、このプロジェクトを一緒にできるかお話しようと思います。」
英語: Anyway, as I talked to you on the phone the other day, I would like to go over the possibilities of teaming up for this project.
“Anyway,”は、”Well then,”と同じようにスモールトークを終わらせて本題に入る時の切り出し文句です。
“team up”は「チームを組んで一緒に何かをする」という意味です。
表現: 「今日はたくさんお話することがありますので、早速本題に入りたいと思います。」
英語: We have a lot to get through today, so I’ll get right to business.
“Get through”は、「進める/解決するべきことがある」という意味です。”get right to business”は「早速本題に入る」という意味で、スモールトークを終わらせる表現です。
表現: 「今日は仕事の後は何かする予定はありますか?」
英語: Are you doing anything after work today?
面談などが終わった後、別れる前によく使われる表現です。
表現: 「今日はこれでお仕事は終わりですか?」
英語: Are you finished for the day?
“I’m finished for the day”は、「今日の仕事は終わりました」という意味です。
英語を直訳すると、受動態になっていますので「私は終わらされた」となってしまいますが、「私は〜を終了しました。」と言いたい時は”I am finished with 〜”と言うのが一般的です。
例)”I am finished with creating the report.”(報告書の作成は終了しました。)
表現: 「この週末は何かをする予定はありますか?」
英語: Do you have any plans for the weekend?
金曜日に会話する時によく使う表現です。アメリカ人は、金曜日は週末を楽しみにしながら一日を過ごす人が多いです。
答え方の例:
My parents will be visiting us.
(私の両親が遊びにきます。)
We will be traveling to New York.
(ニュヨークに旅行にいきます。)
I’ll have to catch up on my yard work.
(溜まっている庭仕事を片付けなければいけません。)
I think I’ll go see a movie.
(映画を見に行く予定です。)
Nothing in particular.
(特に予定はありません。)
この記事の表現はYoutubeビデオで発音の確認、練習をしていただけます。
ビジネスの場面でも相手を理解し、対等に英会話ができるようになるための英語eラーニング講座 カナンアカデミー